現地採用された皆さんの声 vol.87

2015年3月より 日系メーカーファイナンス会社にマネージャーとして勤務

Jさん 男性 39歳

前回に続き、今回の転職でもお世話になりました。日本にいる多くの人にまだまだ転職についてネガティブなイメージがあるかもしれませんし、転職を重ねることで経歴に傷がつくと思っている方も多いようなので、僕はその点について書かせていただこうと思います。 私の今回の転職はシンガポールに来てから2度目です。日本でも2度転職をしています。前回シンガポールに来てすぐにYNの紹介で仕事を決めました。そのときに、実はもっとこういう仕事がやりたいのだという希望がありながら、かなり多くの点で妥協して仕事を決めたような形になりました。 僕はもともと文系出身で特殊なスキルなどなく、就職活動でも特にこの業界と切望することもなく、いろいろと受けた中で内定の出た企業(一応一部上場)に就職し、たまたま経理に配属されました。大手企業の経理というのは一人の担当が細分化されていて、担当領域以外のことを多く学べないことにジレンマを感じていて、会計財務や税務を多面的に見ていく仕事をめざし転職をしました。同時に米国会計の資格を仕事をしながら夜間の学校に通い学びました。資格取得と同時に、その知識を生かして海外で仕事がしたいという思いでシンガポールに来ました。 シンガポールでは日本人の求人が多いと聞いて来ましたが、僕のように新卒からアカウンタントの道一筋できてしまうとそのほかの選択肢がありません。(希望することがある人には新しいことに挑戦するチャンスもあると思います)日系企業には駐在員のアカウント担当者がいて、現地採用で経理関連の求人数は多くないようでした。本来はUSCPAの資格と会計知識を生かして働きたかったのですが、シンガポールで最初に働いたのは、日系企業のファイナンスマネージャーのアシスタントといった仕事でした。(最初女性を探していたようです)実際の仕事の内容はというと、シンガポール人の経理スタッフと本社経理部門との仲介役という感じで、キャリアアップというよりは、僕の経験と知識の一部を使うような仕事でした。ただ、過去の経験を生かしてという意味では、この時点でベストな選択だったと思います。日本人男性だと営業の仕事が多いようで、営業の仕事を紹介してくる会社もありましたので。入社した会社には長く勤務しているスタッフが多く人間関係が良かったことが災いして、ぬるま湯につかっているように時間をすごしてしまいました。 入社後も時々連絡を取り合っていたYNから今回の転職をすすめられました。年に何度かメールで近況報告していたので、僕が仕事に対してどんな不満を持っていて、どんなことに挑戦したいのかというのを分かっていただいていたおかげで、僕が興味ありそうだという求人が出てきたところで連絡をしてきてくれました。前の会社で5年弱働いて、それ以上の仕事を任せてもらえる可能性は低かったことも理解してもらえ、必ずキャリアアップになるし転職は悪いことではないと言われ、背中を押してもらいました。 ひとつの会社でできるだけ長く勤務する人もいるし僕のように15年のうちに3度も転職をする人もいる。それはどっちが正解でどっちが不正解というのはなくて、また、勤続年数とかも関係ないと思っています。更に上を目指して自分を成長させていって、現状で成長のキャパシティがなくなったら、外に目を向けてもいいんじゃないかな、というのが僕の転職に関する考え方です。