現地採用された皆さんの声 vol.80

2014年6月から日系メーカーに総務・秘書として勤務

Tさん 女性 33歳

私はシンガポールでPRを持っています。今の夫とはお互いにEPで働いているときに知り合い、何年か前に夫婦揃ってPRを申請しました。PRホルダーは仕事が見つけやすいと言われていますが、実は大変なこともありますのでその例を書かせていただきます。

 

私は特別な専門スキルがありませんから、それまでもずっと事務職です。最近は一般事務職でのEPがとりにくくなっていると噂には聞いていたので、PRは持っているだけで有利だそうです。求人サイトを見てみてると、事務職の募集はたくさん出ていて、エージェントに問い合わせるとビザが必要なため、お給料の相場もあがっているということで、わたしもその位で見つかればいいなと期待していました。

 

ある会社に面接に行くと、PRだからビザを取る必要がないんですね?と念を押され、実際内定が出るとお給料は3500ドルでした。募集では4000となっていましたが?とエージェントに言うと、ビザが必要な人は4000だという回答でした。これには?と思わされました。同じ仕事をするのに、PR持っているからお給料が低いというのは納得がいきませんでしたが、企業側の言い訳として、PRの人はCPFを会社が負担するから、だそうです。

 

たしかに500ドル以上のCPFを会社が払ってくれることになるのですが、でも、シンガポール人を採用するときは当然払うべきものなのにどうして?という気持ちが強かったです。EPはLEVYがないので、EPの人に4000ドルとPRの人に3500ドル+CPFでは会社のコスト負担が同じだと説明を受けましたが、途中でこの議論がばかばかしく思えて、内定は辞退しました。

 

私は3500ドルのお給料でも構わなかったのです。会社側のコストの話ばかりだし、その決め方に納得がいかなくて、きっとこういう会社で働いたら先々同じようなことで苦労するような気がしたので内定を辞退したのですが、内定辞退を伝えるとエージェントから、あなたのスキルなら3500ドルでも悪いお給料じゃないと言われました。ダブルインカムだから生活するのにも困らないでしょうといった失礼な言葉もありました。多分会社側から相当なプレッシャーを受けていたのではないかと思います。繰り返しますが、お給料が低いからという理由で内定を辞退したわけじゃないのです。

 

その後無事YNさんにお仕事を紹介してもらって今は気持ちよく働かせていただいています。お給料は3500ドルと4000ドルの間位です。

 

ちょっと視点を変えて考えてみると、もしあの会社にEPとして入った方がいたら、その人はきっと今頃、君はEPが必要だったから実際の価値以上にお給料を払ってやってるんだぞ、などと言われて嫌な思いをしているのではないだろうかと想像したりしています。

 

私の言いたいことが上手く伝わらないようでしたらすみません。応募者と会社の間に入るエージェントには、中立的な立場であって欲しいなぁと思います。