現地採用された皆さんの声 vol.79

2014年5月から 日系専門商社に営業として勤務

Kさん 男性 27歳

学生時代はあまり将来何をやりたいなどと考えたこともなく、どこでもいいからとにかく大手に入社したいという気持ちで就職活動をし、総合商社に入社した。厳しい時代なので安定したところで働きたかった。若いうちからシンガポールや他の国にも出張ベースで何度も訪れることができたのはとても幸運だったと思っている。シンガポールを含むアジアは活気がみなぎっていて、日本に帰るたびに、閉塞感を感じた。

 

私の弱みは、日常的に英語を使ったことがないことだった。英語の成績は良かったし、出張にでればそれぞれの国の現地社員やカスタマーとは英語でやり取りする。しかし、限界を感じていた。また、日本で働いているときから、海外経験のある後輩達が脅威であった。

 

留学することも考えたが、金と時間がもったいないと思った。語学留学でどれだけ効果が出るのか。

 

そして、ビザが取得しやすい(最近は取りにくくなっていると聞くが)シンガポールに的を絞り、前職を退職し、退路を断ってシンガポールに来た。とはいえ、まだ若い部類だし、独り身なので身軽であった。

 

新卒で総合商社に入社したことは、シンガポールでの就職活動でも大いに役立ったと考えている。しっかりとした教育を受けていたことと、あの会社が採用した人間なら間違いないだろうと思ってもらえた。今の会社からはできるだけ長く働いて欲しいといわれている。もちろん、自分が成長できる環境に身をおけるのであればいつまでという期限は設けていない。ただ、この会社で骨をうずめるかどうかは今の時点では全くわからない。当たり前だけど、安定を求めて入社した知名度のある会社に入社したときから今では考え方が変わった。当時の選択は間違いではなかったが、若いうちに刺激を求めるのも悪くないと思う。シンガポールで知り合った人たちは刺激的な人が多い。30になる前に自分でビジネスをはじめてみることも視野に入れたい。