現地採用された皆さんの声 vol.26

2007年6月から 日系メーカーにセールスとして勤務

Sさん 男性 26歳

ついこの間、YNに試用期間が無事終わった報告をした。そのときに、この原稿の依頼を受けた。僕は本当にラッキーなことが重なって仕事が決まった。僕の経験が他の人の参考になるかどうかはわからないが。。。

 

僕は日本では、工業高校を卒業後、小さな会社で部品営業の仕事についていた。海外を舞台に働きたいという強い思いがあったが、英語はほとんど話せなかったので、海外営業に移ることは厳しいだろうと考えていた。自分の将来のために今身につけておくべきことが何かを考え、英語の必要性を感じた。しかし、費用や日本からの距離などを考えると、アメリカや ヨーロッパへ留学することはできなかった。いろいろな条件を比較して選んだのがシンガポールだ。

 

シンガポールでは、日本人に対して想像以上に多くの仕事があることに驚いた。僕は語学学校に通っていたのだが、どんな仕事でもチャンスがあれば、という気持ちでいろいろな人材紹介会社に登録した。しかし、英語が出来ないことと高卒ということで、希望通りの仕事の紹介はなかった。

 

僕が日本で担当していた製品と同じものを扱っている会社があるので、そこに問い合わせをしてみましょう、とYNから提案された。この製品については自信が あった。「ダメでもともと、と思ってくださいね」と何度も念を押された。後で上司に聞いたところ、「英語はできないけれどもそれをカバーできる知識とガッツと明るい性格」と強く売り込んでくれたらしかった。最初は、「とりあえず面接してみるか」という程度だったらしい。

 

今の会社では、そのとき人を探してはいなかったが、僕の持っている知識は即戦力として十分に使える知識だったそうだ。これで英語が出来ればすぐにでも採用し たい、と思っていただいたそうだ。その後YNの人を含めて2回の面接を重ね、仮採用にこぎつけた。「英語に関しては試用期間中にローカルスタッフとコミュ ニケーションが取れるレベルまで達してください」という条件がついた。Sパスを取得し、すぐに仕事を始めた。流暢ではないが電子辞書を肌身離さず持って単語をつなげて会話をし、オフィスの中ではいつもローカルスタッフにくっついて歩いた。何処にでもすぐになじむ性格で、同僚ともすぐに仲良くなった。仕事が終わってから、語学学校も続けた。「クビにならないように頑張って」と応援(?)され、今回何とか正式採用となった。


 

僕は本当に運がよかったと思っている。僕の今の能力で、ここまで来れたのは、周りの人の協力があったからだ。この先会社に貢献できるかどうかは、自分の頑張りしかないと、改めて自分に言い聞かせた。