現地採用された皆さんの声 vol.29

2007年11月から 米系化学品メーカーにビジネスデベロプペントとして勤務

Sさん 女性 38歳

私は大学卒業と同時に入社した会社に総合職として入社しました。仕事は毎日忙しく、残業や出張も多くて大変でしたが、頑張っていればいずれ海外勤務のチャン スもあるだろうと考えていました。でも、同期の男性社員が大きな仕事を任されていく中、なんとなく取り残されたような感覚でいました。自分の能力のなさや未熟さも理由であったとは思いますが、自分の年齢を考えると、今行かなければ機会を失ってしまう、という思いから、思い切ってシンガポールでの就職活動をスタートさせました。

 

まず、実感として、シンガポールも日本と同様に年齢制限や男女差別が厳しい、ということでした。面白そうな仕事だと思っても、30歳以下、とか男性のみと言われ、書類で落とされた会社が何件もあります。今まで経験してきたことが通用しないのかと思ったら、とても不安になりました。

 

15 年も日本で頑張ってきたのだから、その経験をいかせる仕事に就かなければ、わざわざ会社を辞めてまでシンガポールに来た意味がないと思い、じっくりと就職活動に取り組みました。コールセンター等の面接にいってみたりして内定をいただくこともありましたが、結局2ヶ月近くかけて、希望に近い仕事に就くこと が出来ました。

 

日本で働いていたときと比べると、お給料は下がりました。また、時期が悪かったようで家賃も高いです。安定を考えたら、日本で働いていた方がよかったかもしれません。しかし、東南アジアを一つのマーケットとして幅広いお仕事をさせてもらっていることや、いろいろな国の出身者と意見をぶつけ合いながら仕事が出来ることは、今後のキャリアにも必ずプラスになると思っています。今感じている充実感は、日本では得られないものでしたので、もうしばらくこの国で頑張っ ていこうと思っています。