就労ビザについて

ビザの申請代行は弊社が最も得意としているサービスの一つです。
一度申請が却下されたケースでも、アピールや他の企業から新たに申請をして取得できたケースはたくさんあります。諦める前にご相談ください。

シンガポールで仕事をする場合、Employment Pass(EP:就労ビザ)が必要になります。このEPは、Ministry of Manpower(MOM:シンガポール人材省)により、審査・発行されます。

■就労ビザの種類

2015年6月以降、日本人が取得可能な就労ビザP1/P2/QはすべてEmployment Passと総称されています。また、2017年一月からはEP申請に必要な給与額の下限が引き上げられました。(MOM ウェブサイトより引用)

Pass type Eligibility criteria
EP
  • Young graduates from good institutions could qualify if they earn at least ,600
  • Older applicants would have to command higher salaries to qualify, commensurate with the work experience and quality they are expected to bring
S Pass
  • Fixed monthly salary = 2,500

<コンサルタントより>

EP取得に一番重要な要因は給与で、申請する給与額が高ければ高いほど認可されやすいと言われています。実際、給与額がS00以上であれば学歴に関係なくビザが認可されるケースが多いようです。ただし、設立間もない企業や小規模企業の場合、資本金や売り上げが高額給与の支払いを十分カバーできる程度ないと却下されるケースもあり、またEP申請で申告する給与額は個人所得税と紐づいていることもあり、EPが取得しやすいからと言ってただやみくもに高く設定することにはリスクがあります。

もうひとつの重要な要因は学歴です。4年生大学卒業が最低条件です。学歴が高いほどとりやすいと言われています が、どこの大学を卒業したかも判断材料となります。シンガポール政府は、指定の大学ランキングで上位200校までに入っている大学ををRecognized Universityとして認めています。(日本からは旧帝大・東工大・早慶)これらの大学を卒業していればビザ取得に有利に働くでしょう。

また、経験を積めば相応の給与を得てしかるべき、というのがMOMの考え方です。例えば、30歳であれば大学卒業後5年以上たっておりそれなりの経験をつんでいるはずですから、最低給与とされるS00で申請してもEPは下りません。2017年からの新たな基準では、30歳台ではS00以上でないとEPが下りないといったケースも多々見られます。(出身大学や職種等により結果は違ってきます)

ビザの取得はこれらの要因のバランスです。どれかが足りなくても他がそれを補えばビザは取れます。勤務している企業に十分な外国人採用枠がある場合は、更新時にSパスにグレードダウンするなど、継続的に勤務を続けている方もいます。

上記の給与額はあくまでも”申請”に必要な給与額であって、この給与額であれば確実にビザが認可されるものではありません。自身の学歴・経歴であればどれ位の給与でビザ取得の可能性があるのかどうか、必ず事前のチェックをしてください(*)

ビザの取得については、その時々のシンガポールの情勢、本人の経歴、申請元企業の業種、規模外国人比率など 色々な要素が絡まり、総合的な判断により交付されます。それだけリスクもあることは理解してください。また、政府の方針 は頻繁に変わります。最新情報については、必ずMOMで確認するようにしてください。

*Self Assessment Tool for EP/S Pass by Ministry of Manpower (MOM)

このセルフアセスメントで給与額を変えながら何度かチェックしていくと、Sパス/EP取得可能性の境目がわかります。

■就労ビザ申請時の必要書類

◯最終学歴卒業証明書(英文)
◯パスポートのコピー

<コンサルタントより>

EPOnlineが導入され、申請に必要な書類は簡略化されました。また、申請してから結果が出るまでも1日~3日程度と短縮されています。

上記の書類は原本である必要はなく、EPOnline申請時はスキャンしたものでかまいません。認可後ビザ交付の際には原本と照合することがあります。

無事EPが認可された後は、オンライン上で発行手続きと支払いを済ませます。発行手 続きから14日以内にMOMに出頭し指紋登録、それから4日後以降に無事グリーンカードを手にすることになります。(グリーンカードは配送されます)

■ビザ申請が却下された場合

EPが却下された場合は、アピールを行います。アピールには、申請時に添付できなかった、EP取得にプラスとなるような書類を準備しますが、アピールについては専門家に任せるのが最も安心です。

最近では、却下された際にその理由が示されている場合もあります。最近の傾向では【シンガポール人以外を採用する場合、その申請者の価値を証明するにはより高い給与を】というケースが多いようです。この理由が示された場合は、申請時の給与額を上回る額でアピールしないと認可されることはありません。

■配偶者のビザと就労

メインの就労ビザ保持者の給与がS00以上の場合、法的に婚姻関係にある配偶者、または21歳未満の未婚者は配偶者ビザ(DP)を取得できます。

DP申請にはパスポートのコピーと婚姻証明書(または出生証明書)が必要になります。公的機関が発行する証明書は一般の翻訳を認めていません。日本の役所から戸籍謄本(または抄本)をとりよせ、公証人役場で翻訳証明をしてもらうか、在シン ガポール大使館で翻訳をしてもらう必要があります。

Letter of Consent(LOC)を取得することでDP保持者も就労可能になります。LOCは届け出るだけでほぼ認可されますので、最近の人材市場ではDP保持者の需要も高まっています。

ただし、メインの就労ビザがSパスの場合はLOCの申請はできません。Sパス保持者の配偶者が働く場合、自身が就労可能 なビザを取得する必要があります。